高岡市における、「相続で見つかった遺言書の悩みを解決」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
1.高岡市にお住まいのK様が、
「兄への生前贈与に言及のない遺言書の内容に納得いかず、
話し合いで解決した事例」

Case09お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます
| 所在地 | 高岡市下伏間江 | 種別 | 一戸建て |
|---|---|---|---|
| 建物面積 | 144.07m² | 土地面積 | 214.6m² |
| 築年数 | 41年 | 査定価格 | 1,200万円 |
| 間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は高岡市にお住まいの50代K様です。
お母様がお亡くなりになり、市内のご実家をお兄様と一緒に相続することになりました。
お母様が用意していた遺言書には、「財産は兄弟で均等に分けること」と明記されていましたが、お兄様は生前に家を購入する際、お母様からまとまった資金援助を受けており、その点を踏まえるとK様としては均等に相続することに納得がいっていません。
まずは、お母様の全財産を把握するため、ご実家の査定を地元の不動産会社に依頼することにしました。
Case09解決したいトラブル・課題
課題
母が生前に兄へ資金援助していたことを踏まえると均等に相続することに納得がいかない。
K様は、お母様が生前にお兄様へ行った資金援助を考慮すると、「兄弟で均等に分ける」という遺言書の内容に納得できませんでした。そもそも、遺言書と異なる相続が可能なのか疑問を感じていました。
Case09不動産会社の探し方・選び方
K様は市内にある不動産会社に相談することにして、ネットで検索しました。
その中で、
- 地域密着型で、地元市場を反映した適正な査定が期待できた
- 過去に遺言書に関する悩みを扱った解決事例が掲載されていた
ホームページを見て上記2点を魅力に感じた前田プランニングオフィスに相談することに決めました。
Case09 K様の「トラブル・課題」の解決方法
ご実家の査定の際に、K様から「遺言書とは異なる相続方法を行いたいが、遺言書に従わなくても問題ないか」とご質問があったのでお答えしました。
1.遺言書は「絶対」ではない
遺言書は、故人の意思を反映する重要な書面ですが、相続人全員が納得し、合意すれば内容を変更することが可能です。
法的拘束力がある部分もありますが、「兄弟で均等に」という内容が書かれていたとしても、相続人全員の合意がある場合は、その協議内容を優先して相続手続きを進めることができます。
そのため、今回のケースでは、お兄様に生前の資金援助を踏まえた財産分配の提案にご納得いただければ、遺言書の内容と異なる形でも問題なく相続が可能です。
2.「結果」
K様は後日、お兄様と話し合いの場を持つことができました。
弊社のアドバイスのもと遺言書の効力とお兄様がお母様から受けた資金援助についての考えを伝えたところ、お兄様も理解をしてくれました。
結果的にK様は、お兄様の生前贈与を考慮した上で、納得のいく形で財産を分配することができました。
2.高岡市にお住まいのS様が、
「遺産分割協議の後に遺言書が見つかった事例」

Case09お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます
| 所在地 | 高岡市蓮花寺 | 種別 | 一戸建て |
|---|---|---|---|
| 建物面積 | 110.47m² | 土地面積 | 200.95m² |
| 築年数 | 37年 | 査定価格 | 1,000万円 |
| 間取り | 3LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は高岡市にお住まいの40代S様です。
S様は、数ヶ月前にお父様を亡くされ、妹様と一緒にご実家と金融資産を相続することになりました。
S様姉妹は遺産分割協議の結果、「ご実家には住まないため、売却して現金化し、均等に分ける」という方針で合意しました。
ところが、遺品整理をしている際に、お父様が生前に書いたと思われる遺言書が見つかり、
遺言書には「不動産は長女であるS様に、金融資産は妹様に相続させる」といった内容が書いてありました。
S様姉妹はすでに遺産分割協議を終えている状態でしたが、この遺言書に従うべきかどうか迷っています。
ひとまずはご実家の売却について不動産会社に相談することにしました。
Case09解決したいトラブル・課題
課題
遺産分割協議を終えた後に遺言書が見つかり、その内容と協議内容が異なっていたため、相続手続きをこのまま進めて良いのか不安がある。
Case09不動産会社の探し方・選び方
S様は近くの不動産会社にいくつか問い合わせ、その中で
- 相続問題にも知見があり、専門的なアドバイスがもらえた
- 相続不動産の売却に強そうだった
上記2点で課題解決につながりそうだと感じた前田プランニングオフィスに相談することに決めました。
Case09S様の「トラブル・課題」の解決方法
S様は遺言書に記載された内容がすでに行われた協議内容と矛盾していたことを最も不安に感じていました。
1.必要なのは相続人同士の合意
遺言書があっても相続人全員が合意すれば遺言書の内容を変更することが可能です。
つまり、遺言書には法的効力がありますが、相続人全員の合意があれば、遺言とは異なる内容で相続手続きを進めることも法律上認められています。
そのため、遺産分割協議後に遺言書が発見された場合でも、基本的には相続人同士の合意を重視し、遺産分割協議書を正式に作成すれば問題ありません。
2.「結果」
弊社のアドバイスを聞いたS様は、遺言書の内容には従わず、遺産分割協議で決まった内容で相続手続きを進めることにしました。
その後、相続手続きをすべて終えられ、ご実家の売却手続きに移行。
ご実家は約4ヶ月で買い手が見つかり、売却益と金融資産を予定通り姉妹で均等に分けることができました。
3.高岡市にお住まいのC様が、
「遺言書に親族以外への遺贈があったが、納得のいく相続が行えた事例」

Case09お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます
| 所在地 | 高岡市北島 | 種別 | 一戸建て |
|---|---|---|---|
| 建物面積 | 114.63m² | 土地面積 | 185.99m² |
| 築年数 | 55年 | 査定価格 | 800万円 |
| 間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は高岡市にお住まいの60代C様です。
お父様がお亡くなりになったため、ご実家と金融資産を相続することになりました。
遺品整理を行っていた際に、お父様が用意されていた遺言書が見つかり、そこには「財産のうち〇〇銀行の預金500万円を長年お世話になっていたヘルパーさんに渡す」と書かれていたのです。
C様は、親族ではない第三者に財産が渡ることに戸惑いと違和感を覚え、納得できずにいました。
Case09解決したいトラブル・課題
課題
親族関係にない第三者に財産が渡ることに納得がいかない。
ひとまず、お父様にはどのくらいの財産があるのかを把握するために、ご実家の価値を調べる必要があったので不動産会社に査定を依頼することにしました。
Case09不動産会社の探し方・選び方
C様は、市内の不動産会社に複数問い合わせ、
- 代表が行政書士の資格を保有しており、相続や遺言に関する知識がある
- 最も親身に話を聞いてくれて信頼感があった
上記2点が決め手となった前田プランニングオフィスに相談することに決めました。
Case09C様の「トラブル・課題」の解決方法
C様はお父様の財産が親族以外の第三者の手に渡ることに納得がいっていませんでした。
C様から「親族以外でも財産を受け取ることは可能なのですか?」とご質問があったのでお答えしました。
1.「遺贈」
C様のケースのように、故人が遺言書に「親族以外の第三者に財産を渡す」意思を記載していた場合は、親族以外の人でも財産を受け取ることは可能です。
相続人ではない第三者に対し、遺言書を通じて財産を譲る行為を「遺贈」といいます。
遺贈には下記の2種類があります。
①
包括遺贈
「財産のすべてを遺贈する」、「財産の3分の1を遺贈する」といった財産を一定の割合、もしくはまとめて与える遺贈のこと。
包括遺贈を放棄する場合は、家庭裁判所での手続きが必要。
②
特定遺贈
「土地を遺贈する」、「銀行の預金を遺贈する」といった特定の財産を与える遺贈のこと。
特定遺贈の放棄は家庭裁判所を通さずに行えますが、他の相続人に対して速やかに意思表示をする必要があります。
今回のケースは特定遺贈に当たるので、ヘルパーの方の意思を確認し、遺贈を放棄する意思があれば複雑な手続きをせずに済みます。
2.「結果」
C様はヘルパーさんに事情を話したところ、「気持ちは嬉しいけれど、財産をいただくつもりはまったくありません」と財産を受け取る意思がないことが確認できました。
その言葉にC様は深く安心し、遺言書の内容に左右されることなく、本来の相続人としてご実家と金融資産のすべてを相続することが可能になりました。
その後、C様はご実家に移り住む予定はないことから売却を決意し、弊社で売却手続きを行いました。
半年後には買い手が見つかり、相続の悩みから売却までがスムーズに進み、C様は大変ご満足されたご様子でした。
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